本日はガッツポーズの日です。
昭和48年の今日、ガッツ石松さんが
ボクシングのタイトルマッチに勝利しました。
そのとき、両手を上げて喜んでいる様子を
新聞記者がガッツポーズと記したことで
この言葉が広まったと言われています。
さて、こうやってガッツ石松さんのエピソードを耳にすると
とある勘違いをされる方が出てきてしまいます。
その勘違いとは…
「ガッツ石松さんの件がガッツポーズの語源である」というものです。
みなさんの中にも、そう感じた方や、
すでにそのように思っていた方が
いらっしゃるのではないでしょうか。
私は決して「ガッツ石松さんがポーズをとったことから
ガッツポーズと言われるようになった」とは言っていません。
あくまでも「ガッツポーズという言葉が広まるきっかけになった」と
言っただけです。
このように、人は無意識のうちに意味付けを行い、
自分が納得できるように内容を補完する傾向にあります。
これは、伝える側の言葉に影響されるかもしれませんし、
受け止める側の解釈にも影響されることでしょう。
ビジネスで交わす言葉や文章の中には、
強制力の強いものや、信頼に関わる重要なものがあります。
だからこそ、言葉選びや解釈は慎重に行いたいものですね。
また、情報の裏付けをとったり、
確認をしたりすることも大切だと思います。